遺品整理はどうしたらいい?処分の方法は?

お役立ち情報

親族が亡くなり、葬儀や手続きを終えて忙しい時期が過ぎると「遺品整理をしなければ」と考えだす人も多いです。

しかし、「遺品整理はどうしたらいいのかわからない」、「遺品を捨てるべきなのか、取っておくべきものか迷ってしまう」という方もいます。

遺品整理を行うタイミングも悩みどころです。

葬儀が終わってすぐに遺品整理を始めても良いのでしょうか?

遺品整理はどのタイミングで行う?

遺品整理を行うタイミングは特に決まってるわけではありません。

しかし、何らかの事情により早く片付けなければならない場合もあります。

そのような場合は、「葬儀後すぐに遺品整理をしてしまうと亡くなった人に申し訳ないな」と思う方もいるかと思いますが特に問題はありません。

気をつけておかなければならないことは、他の親族の了承を得ずに遺品整理を勝手に行うと後々トラブルになるということです。

そのため、遺品整理をする場合は他の親族の了承を得て、「捨てていいものと取っておくもの」を確認してから始めるようにしましょう。

また、故人がアパートなどの物件を借りている場合があります。

そのような場合は、物件を明け渡さなければならないため、なるべく早く遺品整理を終えなければなりません。

仏教の世界では、死後四十九日間は個人の魂がこの世をさまよっていると言われます。

そのため、アパートなどを契約していた場合は四十九日の法要が済むまで賃貸契約を結んでいる方が多いです。

その間に遺品整理を行いましょう。

遺品整理の方法

遺品整理の進め方としては、まずは遺品を仕分けしなければなりません。

スムーズに品整理を進めるためには、遺品を三つの分類に仕分けしましょう。

  • 廃棄する物
  • リサイクル可能な物
  • 貴重品や思い出の品

廃棄するものには「燃えるごみ」や「燃えないごみ」、「粗大ごみ」などがあります。

自治体のごみの分別の仕方に従って分類し、廃棄しましょう。

リサイクル可能な物の中には「冷蔵庫」や「テレビ」、「衣類」、「金属類」などがあります。

リサイクル可能な物は、自治体のゴミの分別に従って廃棄する方法の他に、リサイクルショップに買い取ってもらう方法があります。 

一番処分に頭を悩ませるのが「貴重品や思い出の品」です。

貴重品の中には「通帳」や「不動産関係の書類」、「クレジットカード」、「パスポート」などがあります。

これらの貴重品を整理するには、法的な手続きが必要となる場合があります。

また、「通帳」や「不動産関係の書類」はすぐに処分せずに、保管しておきましょう。

相続手続きの際に必要となり、万が一税務調査が入った場合などに証拠として提出することがあります。

処分してよいタイミングは財産や相続人の状況により異なるので、わからないときは税理士に相談しましょう。

遺品整理をすると、捨てることをためらってしまう「思い出の品」も出てくると思います。

しかし、全ての品を取っておくと整理することができません。

思い出の品は、「取っておくか迷う物は処分する」という気持ちも大切です。

処分に困ったら遺品整理業者に依頼することも

遺品整理をする中で、処分に困ることもあるかと思います。

そのような時は、遺品整理業者に依頼すれば、処分はもちろん、遺品の分別も行ってくれます。

熊本での遺品整理業者の費用の目安は、1Kで4万円前後、1LDKで7万5千円前後となります。

「遺品が大量にあり処分するのが大変だ」、「遺品をどのように分別して処分すればいいかわからない」 という方は遺品整理業者に依頼するのも一つの方法です。

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